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2015.3.14  悩ましい選択。

私が使っている機材でデジタル一眼レフシステムはニコンだが、昨年の夏に新しくなったテレコンバータ、TC-14EⅢ がずっと気になっている。
テレコンバータは、主に望遠レンズの焦点距離をさらに望遠側にシフトする目的で使われる。便利だが f 値(明るさ)は暗くなり、画質も劣化するのが一般的だ。ニコンからは1.4倍、1.7倍、2倍の三種のテレコンバータがラインナップされている。その中でこの TC-14EⅢ は設計が最も新しく、画質の劣化がとても少ないとの評価を受けている。1.4倍なので f 値も一段しか暗くならないので使用頻度は高そうだ。主に70-200mm f/2.8G VR II や Micro-Nikkor 105mm f/2.8G VR で使いたいと思っている。特に花の撮影では105mmより長い焦点距離のマクロレンズが必要な場合に度々遭遇するのでこのテレコンバータを検討しているのだが、マクロの105mm での使用時にはオートフォーカスが利かないのが難点なのだ。カメラを三脚に固定して使用するのなら問題はないが、この歳になってくると目の衰えが進んでいて、手持ち撮影の場合は前後に動くしマニュアルでピントを正確に合わせるのが困難になってきている(笑)。
ニコンからは他に 200mm f/4 の望遠マクロレンズもラインアップされているが、何せとても高価だし設計も古くフォーカスも遅い。
このテレコンバータ、とても悩まし気な選択だ。