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2016.4.30  被災しました。

14日 pm 9:26 、16日 am 1:25、最大級の大地震に見舞われた。二連夜で最大級の地震が来たのは日本では初めてのことだそうだ。私の住む熊本市東区は、最も被害が酷かった益城町から少し離れてはいるものの、やはりあちこちで倒壊している家屋なども見受けられた(写真)。幸いなことに、私の家は食器や調度品が幾つか壊れたくらいで大した被害はなかった。家具が倒れなかったのが奇跡的だった。撮影機材を保管している防湿庫も二つとも倒れなかったのだ。一回目の地震が来て、カメラやレンズはすぐにバッグ等に移して安全な場所へ避難させたが、こんな大地震を経験した後では精密機器などの機材の保管の方法は考えさせられる。
しかしそれよりも大事なことは身の安全だ。被災してわかった事だが、いきなりの大地震が来たその瞬間には何も出来ないと言うことだ。この日本ではどこに住んでいても大地震に見舞われる可能性がある。それを想定した日頃の対処が大切だと痛感させられた。熊本ではまだ長く続く余震は終息していないが、これを機に日本中の防災意識が高まっていくのを期待している。