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2018.3.11  Subaru XV

車を買い替えて半年以上経った。前車は2005年型の volvo XC70 だったが12年乗ったことになる。新しい車は写真の Subaru XV である。12年の隔たりがあるのでフェアな比較は出来ないかもしれないが(幾つかの新しいヨーロッパ車は試乗済)、走行性能は月とスッポンである。もちろん XV の方が優れていて、新しいスバルグローバルプラットフォームがもたらす総合性能は過去の日本車のレベルからすれば驚嘆と言っても過言ではないくらいだと思う。AWD(4WD)の出来もスバルは他を圧倒している。水平対向エンジンレイアウトの恩恵による左右対称のシンメトリカルAWDの走破性はもはや敵なしと言っても過言ではない。多くの車に乗ったわけではないので言い切ってしまうのは乱暴かもしれないが、先月鳥取大山登山へ遠征した際にはそれを確信することがあった。今年の二月上旬は特に日本海側では降雪が多く、ちょうどその時期と重なったため立ち往生している多くの車と遭遇した。その中にはFFだけでなく4WD車も見たが、実際に悪天候や悪条件の道路事情になると名ばかりSUVの貧弱な素性が露呈されてしまうのだ。そんな中、XVは何事もなかったようにまったく安定した走行を提供してくれたのだ。もちろん過信は禁物だが、実際に降雪の多い現地ではスバルの評判はとても高い。しかもこんなに優れた性能なのにヨーロッパ車と比較すれば価格はとても安く設定されている。というより日本でのヨーロッパ車の価格が高すぎるのだと思う。昔から日本車は壊れないことには定評があったが、総じてボディ剛性や走行性ではヨーロッパ車に劣る部分が大きかったのは事実だったしデザインも魅力的ではなかった。しかしそれはもう過去の話であって、新しいスバル車を体験してしまうと、やたらプレミアム性ばかりを強調して高い価格を維持したいだけにしか見えないヨーロッパ車を選択するのがバカらしく思えてくる。volvoだけでなく今までドイツ車などいろんなヨーロッパ車を乗り継いで来て、現在 Subaru XV を選択体験した正直な感想だ。