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2018.8.12  RRSのボールヘッド雲台 BH-55

長年使った日本製の雲台が少しくたびれてきた。メンテナンスをすればまだまだ十分使えるのだが、使い勝手に少し不満があったので米国リアリーライトスタッフ社のBH-55に替えることにした。この雲台、おそらくボールヘッド型では本家アルカスイス社のZ-1と並んで最も止める力の強い雲台とされている。人間工学の点で細部までよく考えてデザインされているし、操作感もとても滑らかで触ること自体が快感だ。巷に溢れかえる中国製のそれらとは品質、性能の次元がまるで違う。それにこのBH-55、ジッツオの三脚(システマティック4型)のプレートにまるで誂えたかのようにぴったりジャストフィットし、そのデザインは憎らしいほど美しく感じる。このBH-55は購入する際に何種かのクランプを選べるのだが、私が選ぶスクリュー型のものは日本に正式に輸入されておらず、B&H(米国の通販大手)で注文した。ちなみにこの雲台をデザインしたリアリーライトスタッフ社の社長、安定性の点から三脚のセンターポールをとても忌み嫌っているらしい。徹底して安定性能に拘る同社ならではのご意見だと思う。