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2019.3.19  左膝外側半月板損傷

1月に続いて3月も手術を受けました。左膝外側半月板損傷による内視鏡手術です。
昨年11月から左膝の調子がおかしくなって、しばらく登山やランニングを休んでいましたが状態が回復しないので2月に整形外科で診てもらいました。強い痛みはないものの、軽い痛みと違和感が数ヶ月続くのは筋肉や靭帯にではなく半月板に疑いがあるとのことで MRI 画像を撮ることに。その結果やはり半月板が水平断裂していることが判明しました。結果を聞いた時にはショックでしたが、まあ現実を受け入れなければ何も好転しません。半月板は普通内側を傷めることが多いのですが、私の場合は外側の損傷です。内側の半月板は遊びがほとん無くキッチリと納まっているので傷みやすいとされていますが、外側半月板は幾分ゆるく納まっていて少し遊びがあるので内側に比べると傷めることは少ないのです。脚がO脚の場合は内側のほうを傷める傾向がさらに顕著ですが、なんと私はO脚なのです。にも関わらず外側を傷めた要因は半月板そのものの先天的な形状にあったようです。半月板はふつう半月と三日月との中間くらいの形状をしていますが、私のは円形に近くて面積が広いのが特徴です(アジア系に稀に見られるそうです)。しかも水平に見て、内側はきれいな受皿のような形状なのに対して外側は若干反ってしまっています。そういった点から見て元々損傷しやすい形状だったということです。損傷の仕方も水平に断裂していることからそのような診断がなされました。そのような先天的な特徴がありながら今まで頑張ってくれた半月板でしたが、登山やランニング(若い頃はトライアスロンをやってました)で長年酷使したことや加齢などの要素が加わってついに悲鳴をあげたというわけです。保存治療では回復が見込める可能性は低いとのことで内視鏡手術を選択しましたが、手術は先週無事に終わりました。麻酔から覚めて術後数時間の時点で不思議と痛みはなかったので歩行器や松葉杖なしでなんとか歩いてトイレに行きましたが、ナースステーションから拍手と驚きの声が上がりました(笑)。同じ症状の患者さんのほとんどは手術直後は車椅子を使うそうです。今思えばその時は下半身がまだ十分に麻酔から覚めてなかったのかもしれません。夜はさすがにちょっと痛くなって痛み止めを飲んで歩行器を使わせてもらいましたが、翌朝になって早速リハビリを開始して階段の上り下りもやりました。理学療法士さん話では普段から運動している人はやはり回復も早いそうです。もう退院して自宅療養していますが、焦らずしっかりリハビリしてアクティブに復活したいと思います。(今年の桜の撮影に回復がちょっと間に合いそうにないのが残念です。)